暑い毎日が続きますね。
夏になると便秘がひどくなることはありませんか?
便が固めだったり、コロコロとしていたり、なかなか出ない、色が濃い(黒っぽい)。
意識して水分を摂っていると思うのだけど、あまりトイレ(排尿)に行かなくなっている。
そのような状態になっていたら、『腸が砂漠化』しているかもしれません。
身体に摂り入れた水分は、まず小腸で大部分が吸収されます。
残ったわずかな水分が、大腸で便を柔らかくするために使われるのです。
しかし、暑すぎると、体温を下げるために、汗となって体の外へ出てしまいます。
その結果、大腸に行くはずだった水分が足りなくなってしまい、便が硬くなって出にくくなるのです。
放置していると、お腹に張りを感じるようになりますし、
身体全体の重だるさや倦怠感、肩こりや腰痛がひどくなることもあります。
脱水症状の予防のためにも、大腸に水分を届けるためにも、こまめに水分補給しましょう。
他にも、便の水分を保持して、柔らかくするために、『水溶性の食物繊維』をとるように心掛けてください。
水溶性食物繊維は、水に溶けるとゼリー状になり、体内で消化・吸収されずに大腸まで届いてくれます。
【水溶性食物繊維をふくむ食べ物】
・海藻類(めかぶ、わかめ、昆布)
・野菜類(オクラ、モロヘイヤ、山芋)
・果物類(キウイフルーツ、プルーン)
・その他(こんにゃく、押し麦)
そのうえで、腸のぜん動運動をうながしてくれる『不溶性の食物繊維』も摂りましょう。
※水溶性を摂らずに不溶性ばかりを摂っていると、便がカチカチのまま腸が刺激されて動くので、腹痛の原因になるので気をつけて!
【不溶性食物繊維をふくむ食べ物】
・野菜類(ゴボウ、ブロッコリー)
・キノコ類(エリンギ、干しシイタケ)
・豆類(枝豆、エンドウ豆、アズキ)
どちらの食物繊維をふくむものだと、納豆、人参、カボチャ、ほうれん草、サツマイモ、アボカドなど。
納豆は、オリーブオイルを少し混ぜると、排便をうながしやすくなりますよ。
ほかに、意識した方が良いことは、次回お伝えしますね。
IZATO整体院
村瀬 美幸