夏の便秘に気をつけて①

updated: 2025年8月16日

暑い毎日が続きますね。

夏になると便秘がひどくなることはありませんか?

便が固めだったり、コロコロとしていたり、なかなか出ない、色が濃い(黒っぽい)。
意識して水分を摂っていると思うのだけど、あまりトイレ(排尿)に行かなくなっている。

そのような状態になっていたら、『腸が砂漠化』しているかもしれません。

身体に摂り入れた水分は、まず小腸で大部分が吸収されます。
残ったわずかな水分が、大腸で便を柔らかくするために使われるのです。

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しかし、暑すぎると、体温を下げるために、汗となって体の外へ出てしまいます。

その結果、大腸に行くはずだった水分が足りなくなってしまい、便が硬くなって出にくくなるのです。

放置していると、お腹に張りを感じるようになりますし、
身体全体の重だるさや倦怠感、肩こりや腰痛がひどくなることもあります。

脱水症状の予防のためにも、大腸に水分を届けるためにも、こまめに水分補給しましょう。

他にも、便の水分を保持して、柔らかくするために、『水溶性の食物繊維』をとるように心掛けてください。

水溶性食物繊維は、水に溶けるとゼリー状になり、体内で消化・吸収されずに大腸まで届いてくれます。

【水溶性食物繊維をふくむ食べ物】
 ・海藻類(めかぶ、わかめ、昆布)
 ・野菜類(オクラ、モロヘイヤ、山芋)
 ・果物類(キウイフルーツ、プルーン)
 ・その他(こんにゃく、押し麦)

そのうえで、腸のぜん動運動をうながしてくれる『不溶性の食物繊維』も摂りましょう。

※水溶性を摂らずに不溶性ばかりを摂っていると、便がカチカチのまま腸が刺激されて動くので、腹痛の原因になるので気をつけて!

【不溶性食物繊維をふくむ食べ物】
 ・野菜類(ゴボウ、ブロッコリー)
 ・キノコ類(エリンギ、干しシイタケ)
 ・豆類(枝豆、エンドウ豆、アズキ)

どちらの食物繊維をふくむものだと、納豆、人参、カボチャ、ほうれん草、サツマイモ、アボカドなど。

納豆は、オリーブオイルを少し混ぜると、排便をうながしやすくなりますよ。

ほかに、意識した方が良いことは、次回お伝えしますね。

IZATO整体院
村瀬 美幸

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