炭水化物をとらないことで起こるさまざまな問題を、(1)でお伝えしました。
このようなメカニズムがわかり、浸透してきた結果、
現在は糖質抜きダイエットも、身体に良くないものとして否定されるようになっています。
肝臓のタンク容量をオーバーするような大量摂取は、
受付けれなかった分を脂肪へと回し、蓄積しようとするので良くないことです。
でも、朝昼晩、毎食ご飯茶碗一杯分の炭水化物は、必要なので摂るようにしてください。
(ダイエットをしたい方はやや少なめで)
さまざまな栄養素を一緒に摂れるという点では、ご飯が理想的ではあります。
ご飯=炭水化物だけ、だと思っていませんか?
実は、いろんな栄養素をふくんでいるのですよ。
●ご飯一杯分(白米 約150g:222kcal)●
・たんぱく質…約3.8g (牛乳コップ1/2杯分)
・カルシウム…約3mg
・鉄 分…約0.8mg
・亜 鉛…約0.6mg (3食食べると、一日摂取量の約1/3が補えます)
・マグネシウム…約11mg (アスパラガス5本分)
・ビタミンB1…約0.03mg
・ビタミンB2…約0.02mg
・ビタミンE…約0.3mg
・食物繊維…約0.5g (レタス1枚半)
・脂 質…約0.5g (6枚切り食パン1/3枚 3食でようやく1枚分)
微量な栄養素をもありますが、これだけ摂ることが出来るのです。
また、ご飯であれば単体で食べることはあまりないので、おかずがつくことで他の栄養素も一緒に摂ることが出来ます。
卵かけごはんや、具を入れたおにぎりにすれば、簡単に食べやすくもなります。
小麦を摂取することで体調を崩さないのであれば、麺類やパンなどでも構いません。
朝は食欲がなくてしっかり食べれないかたは、コーンスープなどの液体から始めて、徐々に胃を慣らしてあげて。
朝も食べれるようになってください。
晩も、就寝の2時間前までに食べ終えることが出来れば、胃での消化も殆ど終わっているので、身体への負担は少ないです。
昔は一日2食だった!だから3食は食べ過ぎだという説もあります。
しかし、それは灯りがなく、日没を迎えたら就寝していたような時代のことです。
現代は、活動している長さが全く違います。
しっかり食べて、身体を労わってあげてください。
IZATO整体院
村瀬 美幸