月経前症候群を栄養から改善させる方法⑧

updated: 2024年3月24日

次は、『起床時の行動』 です。

起きたら、カーテンを開けて、窓を開けて、

  【朝日を浴びてください】

理由は2点あります。
 ・体内時計をリセットし、整えるため
 ・ビタミンDが作られるため

【体内時計のリセット】
一日は24時間ですが、身体の体内時計は25時間と言われています。

そのため、ズレが生じていき、自律神経の乱れや体調不良に繋がります。

朝日には、日中や夕方の日光と比べると、「青い光線」が多くふくまれています。

この青い光線が、セロトニン(覚醒ホルモン)の分泌を促し、スッキリと目覚めさせてくれるのです。

セロトニンは、幸せホルモンとも呼ばれ、穏やかで快適な一日をスタートすることが出来ます。

この時、同時に、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌がセットされます。

14~16時間後に眠気がくるようになって、夜になると自然と眠りやすくなるのです。

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【ビタミンD】
 ・肝臓内での「解毒システムを促す回路」の働きに必要な栄養素
 ・免疫力に大きく影響し、風邪・インフルエンザなどの菌への抵抗力が増す
 ・カルシウムの吸収を促進し、骨の成長や再構築にも必要

など、さまざまな役割を持つビタミンDですが・・・
食べ物から必要量を摂取するのが、難しい栄養素でもあります。

そのかわり、日光を浴びることで、皮膚の表面上で作られて、体内に取り込むことが可能な、唯一の栄養素なのです。

ビタミンDを作るための日光は、日中でも夕方でも、薄曇りでも大丈夫です。

ただし、生成に関わる紫外線がUV-Bのため、ガラスを通過することが出来ません。
窓は開けていただく必要があります。

秋冬は日光が弱いので、あまり気にしなくてもいいと思うのですが・・・日焼けはしたくないですよね。

なので、日差しの強くない朝日を浴びることをおススメします。

必要量を補うために、サプリメントを服用するのも効果的ですよ。

IZATO整体院
村瀬 美幸

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