栄養不足でうつ、判断力低下etc…の危険性③

updated: 2023年7月14日

【食物繊維】
 腸内環境が悪化して、便秘・膨張感が出ます。
 痔や大腸がんのリスクが高まることになります。
 また、食物繊維は消化管をゆっくりと移動します。
 そのため、満腹感が持続しやすくなるのですが、
 不足しているといつもお腹が空いている状態になります。
 血糖値の急上昇・インスリン抵抗性を引き起こす恐れがある。
 コレストロール値が急上昇しやすくなる。

【ミネラル類】
 ・カルシウム
   筋肉や全身の痙攣、身体のしびれ、疲労感、
   皮膚の乾燥、脱毛症、湿疹、骨折、虫歯、
   骨粗鬆症、動脈硬化、高血圧
 ・リン
   脱力感、筋力の低下、食欲不振、骨の痛み、骨折、溶血

 ・カリウム…腎臓に問題のある方は、摂り過ぎに注意が必要
   手足の力が入りにくい・だるさ、身体のこわばりつっぱり感、
   筋肉痛、筋力の低下、食欲不振、呼吸困難感、不整脈

 ・硫黄…たんぱく質と一緒に摂取が出来る
   ニキビ・水虫などの皮膚炎、吹き出物、爪がもろくなる、
   脱毛・薄毛、動脈硬化、肝疾患

 ・塩素(稀)…食塩で摂取するので、ナトリウム不足と同時に起こりやすい
   胃液の酸度低下による食欲不振、消化不良
 ・ナトリウム
   吐き気・嘔吐、疲労感、頭痛、筋肉の痙攣、
   食欲不振、意識障害   
 ・マグネシウム
   筋肉のコリ、身体の重だるさ、不眠
   吐き気、筋肉の痙攣、不整脈、精神障害
 ・鉄
   貧血、めまい、頭痛、集中力の低下、
   動悸、息切れ、氷をかじりたくなる
 ・亜鉛
  味覚障害、皮膚炎、舌痛症、脱毛、食欲不振

 ・銅(稀)…単体摂取は×亜鉛と一緒に摂る
   骨粗鬆症、脱毛・薄毛、手足の感覚異常、
   抑うつ、イライラする、怒りっぽい
 ・マンガン(稀)
   不明
 ・クロム(稀)
   疲れやすい、糖尿病、体重減少、動脈硬化、
   コレステロール値の上昇
 ・ヨウ素
   甲状腺の機能低下、思考力の低下、
   乳幼児の身体的・精神的な発達不全
 ・セレン(稀)
   筋肉痛、筋力の低下、爪の白色化、不整脈・頻脈、心不全
 ・モリブデン(稀)
   呼吸・脈が速くなる、夜盲症、食道ガン

 ・コバルト(稀)…動物性食品にふくまれるため、制限していると起こりやすい
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   貧血、食欲不振、消化不良、手足のしびれ
どの栄養素も、身体にとって大切です。

お互いにバランスを取りあい、サポートをしながら身体をつくり、維持してくれています。

特に、ミネラル類に関しては、足りてないことが良くないというのは大前提なのですが、

どれかが多過ぎても、他のミネラルの働きが制限されてしまうことがあります。

現代の食事は選択肢が増えた結果、空腹を満たし、満足することが出来ていても、
慢性的に栄養不足におちいっています。

まずは食生活を見直し、いろいろなものを食べるようにしましょう。

それでも、足りない栄養素は、サプリメントなどで補うようにしてくださいね。

IZATO整体院
村瀬 美幸

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