栄養不足がストレスを加速させます②

updated: 2023年3月28日

ストレスを回避するために、鍵となるのが、

『副腎』 と 『迷走神経』 です。

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強いストレスがかかると、副腎からストレスホルモンの『コルチゾール』が分泌されるからです。
 ※コルチゾールは、たんぱく質を溶かすため、筋肉が痩せていきます。

ストレスがかかることで、「交感神経が優位な状態」になるのですが、
その状態だと、

●頭を支えている、首の付け根の筋肉(後頭下筋群)が硬くなる
   ・後頭部のつまるような頭痛
   ・目の後ろの不快感、圧迫感、痛み
   ・慢性的な痛みが、いろいろな所に起こる、痛む部位が移動する

●迷走神経への刺激が減少し、働きが鈍ることによって、副交感神経の働きが弱くなる
   ・消化、吸収に関する問題(腸の働きが悪くなる)
   ・イライラ、不安障害
   ・物事をクリアに考えられなくなる
   ・身体が硬くなる
   ・睡眠障害

このような症状が起こります。

交感神経が優位になりやすい原因は、栄養(食べ物)面での問題もあります。

●カリウム、マグネシウムが慢性的に不足している
●砂糖、アルコール、カフェイン(コーヒー・紅茶・緑茶・烏龍茶・エナジードリンク)を好んで摂っている

【精神的なストレス】
ストレスを受けた時に、我慢をして耐えてしまうことで、筋肉の緊張が生まれます。
身体を動かしてください。
大声を出したり、うがいをすると、迷走神経が刺激されますよ。

【身体的なストレス】
睡眠をしっかりとって、身体を回復させてください。
運動不足な方は適度な運動を、過剰な運動をしている方は少し控えて。
骨格の歪みは、全身の矯正を受けて、姿勢の改善をはかりましょう。

【栄養/ケミカル的ストレス】
砂糖・アルコール・カフェインを摂ることを控えてください。
カリウム(里芋・サツマイモ)と、マグネシウム(海藻類)を積極的に摂るようにしてください。
たんぱく質(肉類)と、鉄分、亜鉛、ビタミンD(日光を浴びることで産生されますよ)も摂りましょう。
 ※腎臓が悪い方は、カリウムの摂取は控えてください。

【環境的ストレス】
寒さや気圧の変化で頭痛などの症状が起こる場合は、酸素不足が原因の場合があります。
鉄分を摂ってください。
後は、エアコン・除湿器・加湿器などを利用して、身体に負担を掛けないようにしましょう。

IZATO整体院
村瀬 美幸

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