睡眠時間と肥満の関係

updated: 2021年3月18日

人の身体は、寝ている間に修復がされます。
これは、お肌だけに限らず、筋肉や血管、内臓もそうなのです。

睡眠時間が少ないということは、身体の修復が終わる前にまた活動するということ。
高血圧や動脈硬化などの病気を引き起こしやすく、早死にのリスクが高まるのです。

そのような大病になる前に、普段の生活の中でも、問題が生じてきます。
集中力の低下を招いたり、疲れやすくなるのです。

それだけでは、ありません。
太りやすくなってしまうのです!

平均的睡眠時間とBMIの関係を調べた研究結果によると、
7~8時間の睡眠時間の場合が最も肥満が少なく、
それより少なくても、多すぎても肥満が増える・・・のだそうです。

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短時間睡眠が続くと、そのぶん代謝が落ちるためです。
活動時間が増えたとしても、1日のエネルギー消費量は、7時間睡眠と変わりません。

そのうえ、食欲抑制ホルモン(レプチン)の分泌が抑制され、食欲増進ホルモン(グレリン)は増加…
食欲は増すことになるのです。

睡眠時間が少なければ、活動時間が長いのだからエネルギーをたくさん使って痩せるのでは?
・・・ということではないようですね。
(長時間睡眠は活動時間が減りますから、エネルギー消費が出来なくなるので当然ですね)

6~8時間、睡眠時間をとれるように工夫をしましょう。
忙しくて無理!!という方は、夜11時~2時の間はしっかりと眠れるようにしてください。

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この時間帯は、眠りを安定させるホルモンのメラトニンが分泌されやすく、活動ホルモンのコルチゾールが少なくなるからです。
宵っ張りの朝寝坊より、早寝早起きの方が、睡眠の質がいいですよ。

※睡眠時間をシッカリとっても、食べ方や量にそもそも問題があればダメですよ。

 早食いでは、レプチンが働きません(食事開始から20分後に分泌されるため)
 ジュースやコーラなど、糖質をとりすぎていては、消費が追いつかないので注意してくださいね。

IZATO整体院
村瀬 美幸

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