正しく水分をとれていますか?

updated: 2023年6月22日

皆さんは、どのような水分のとり方をしていますか?

間違ったとり方は、逆効果だったり、夏バテの原因になりかねません。

●冷たい水を飲んでいる
 常温か、温かい水を飲むようにしてください。
 腸が吸収しやすい温度は、5~15℃位です。
 冷たいものばかりとっていると胃や腸の働きが悪くなり、下痢の原因にもなります。

●大量に一気に飲む
 回数を増やして、こまめに飲みましょう。
 一度に大量の水分をとると、胃液が薄まって食欲がなくなります。
 消化にも時間がかかるようになってしまいます。

 1回に飲むのは、コップ1杯(150~200ml)程度にして、回数を増やしてくださいね。

●ジュースばかり飲む
 血糖値が上がって、糖分の過剰摂取になります。
 かえってノドが乾く原因になるのです。
 また、ふくまれる糖分によって空腹感が無くなってしまいます。
 食事量が減り、栄養バランスが崩れて、夏バテの原因になってしまいます。
 水やミネラル麦茶を飲むようにしましょう。

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●朝起きたら、まずコーヒーを飲む
 就寝中は、かなり汗をかいています。
 自覚症状はなくても、水分不足で血液の流れも悪くなっているのです。
 起きたら、まずコップ一杯の水(常温)を飲むようにしましょう。
 一つまみのミネラル塩を入れると、汗と一緒に出ていった塩分の補給も出来ます。

●お風呂上がりはビール!!
 アルコールには利尿作用があります。
 飲んだ量以上に体の水分が失われてしまうので、水分補給にはなりません。
 脱水の元です。

私たちは運動時に限らず、通常1日に体重1kgあたり約15mlの汗をかくと言われています。

尿や呼気からも、水分は失われています。

人の体は約60%が水分でできていますが、体を構成しているだけではありません。

栄養分の運搬や吸収・不要になったものの排泄・体温の調節など、
生命の維持に重要な働きをしているのです。

しかし、体に水をためておけないため、水分補給が必要になります。

減った分を、こまめに補給してあげることが大切なのですよ。

また、汗には微量の塩分がふくまれています。

大量に汗をかいた場合、水だけで水分補給をすると、血液中の塩分濃度が下がってしまいます。

このようなときは、塩分がふくまれたスポーツ飲料を飲んでくださいね。

IZATO整体院
村瀬 美幸

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