老け顔の原因は筋肉の衰えだけではありません②

updated: 2024年3月29日

顔の骨が痩せてしまう・・・
その進行を少しでも遅らせて、維持するために出来ることはあります。

まずは、栄養面から。

カルシウムをしっかり摂ることは、言うまでもないですが、
ただカルシウムだけを、やみくもに摂っていてもダメです。

 ・吸収を促し、骨の形成に欠かせない、『ビタミンD』
 ・骨の強度を高めてくれる、『ビタミンK』
 ・ビタミンDの活性化に必要な、『亜鉛』

これらを一緒に摂る必要があります。
 ※ちなみに、亜鉛の吸収率を高めて活性化させるには、
   ビタミンC・Aが必要になってきます。

ビタミンKは、納豆に多くふくまれています。
(野菜だと、小松菜・ほうれん草・ブロッコリー・春菊・モロヘイヤなど)

また、納豆には 『大豆イソフラボン』 もふくまれています。

骨の形成に関わる、女性ホルモン(エストロゲン)の働きを、代わりにしてくれるため、
骨痩せや、骨粗しょう症の予防にもなりますよ。

1日、1パック(50g)を摂るようにしましょう。

亜鉛は、代表的なのは牡蠣・レバー・肉類ですね。
(少量ですが、納豆・がんもどき・厚揚げ・白ご飯にもふくまれます)
image

問題なのは、ビタミンDです。

鮭・うなぎ・青魚類やレバーなどにふくまれますが、
必要な摂取量をおぎなえる量ではありません。

また、干しシイタケなどのキノコ類にふくまれるビタミンDは、
種類が違うため、体内に吸収されにくくなっています。

一番効率がいいのは、 『日光を浴びる』 ことです。

日光を浴びることで、皮膚表面でビタミンDが作られ、体内に吸収されます。

ビタミンDの吸収に関わるのは、『UV‐B』
メラニン色素を生み、日焼けする紫外線です。
(皮膚組織の奥まで到達し、小ジワなどの原因になるのは、UV‐Aの方)

肌が焼けて黒くなるし、シミの原因になるため、避けがちですが、

 ・夏場は、日陰で30分(直射日光でなくてOK)
 ・冬場は、1時間
  (冬は、紫外線が弱く、1,000時間以上浴びないと日焼けはしないと言われています)

日に当たると、骨の形成には十分です。

UV‐Bは、窓ガラスを通過できないため、
朝、起きたときなどは、窓を開けて浴びてくださいね。

どうしても、時間を確保できない場合は、サプリメントを使用するのも有りですよ。

IZATO整体院
村瀬 美幸

コメントは受け付けていません。