低気圧で体調不良になる人が不足している栄養素①

updated: 2023年5月25日

雨が降る・降りそうになると、体調不良を訴えるかたが多くなります。

頭痛、肩こり、腰痛、膝の痛み、身体の重だるさ、古傷が痛む…など。

その原因は、低気圧になること。

[晴れているとき=高気圧に覆われているとき]は、空気が圧縮されています。
身体が空気のベルトでしっかりと固定され、助けてくれるのです。

しかし、[雨が降っているとき=低気圧のとき]は、空気が膨張します。
空気のベルトによる補助が少なくなるので、身体が不安定になるのです。

身体に歪みがあったり、骨盤が緩んでいたりすると、辛くなりやすいです。
全身矯正の施術を受けて、身体のゆがみを整えましょう。

また、筋力が弱くても、自身の身体を支えきれなくなります。
正しい姿勢を保つこと、そのために腹筋・背筋をつけて、体幹をしっかりさせることも必要になってきます。

自律神経のバランスが乱れていることで、低気圧の時に症状がきつくなるかたもいます。
その場合は、頭蓋矯正の施術を受けると、バランスが整いやすくなりますよ。

ですが…これらのケアをしていても、体調不良がなかなか解消しないかたがいます。

その場合は、『鉄分不足』を疑ってみてください。

高気圧・低気圧、それぞれ大気にふくまれる酸素の量は同じです。

しかし、低気圧の時は、空気が膨張しています。
酸素が薄くなっているのです。

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鉄分不足のかたは、血液中のヘモグロビン濃度が低くなり、貧血状態となっていることで身体のあちこちに不具合を起こしている可能性があるのです。

※この場合、冬(寒くなる)も症状がきつくなることがよくあります。
冬は葉が枯れ、落葉した樹が多くなるためです。
光合成をし、酸素を供給してくれる葉が少なくなることで、慢性的な酸素不足になっているからです。

栄養面を改善することで、症状が軽くなるかたもいるのですよ。

『鉄分』をふくむ食材をしっかり摂るようにしてみてください。
鉄分の吸収を良くするために、『たんぱく質』と『ビタミンC』も一緒に摂るようにしてくださいね。

それぞれの栄養素をふくむ食材については、(2)で説明します。

IZATO整体院
村瀬 美幸

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