冷え性4つのタイプ②

updated: 2024年3月21日

【下半身冷え型】
 このタイプは、上半身に血流が集中しています。
 下半身の血流は悪くなっているのです。

 足湯などで、直接下半身を温めたとしても、
 暖かくなった血液は、静脈を通じて上半身に運ばれてしまいます。

 結果、脚は全然温まっていないのに、
 頭や顔は火照ってしまい、のぼせたようになります。

 『お尻の筋肉(梨状筋)のコリが原因』 となっているので、
 寝転がった状態で、テニスボールなどをお尻の左右に交互に当てて、
 コロコロと軽く、押し動かすようにすると良いですよ。

【四肢末端冷え型】
 全体に熱エネルギーが少ないことが原因で起こります。
 
 身体全体にまんべんなく回すだけの熱エネルギー量がないため、
 身体の中心部の体温が下がりやすくなっています。

 そのため、中心部を守ろうと、脳が防御反応を起こし、
 過剰に末端の血管を締め付けているのです。

 症状がひどくなってくると、手先・足先にしびれが出たり、頭痛が起こります。
 
 この場合、手袋や靴下、カイロなどで
 局所的に冷えている部位を温めても解消しません。

 温める部位は 『胴全体』 です。
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 裾や袖口から熱が逃げていきにくい、長袖の服を着用するようにして、
 首や手首から熱を逃がさないようにして、銅全体を温めるのです。

 お風呂も、半身浴でなく、『全身浴』 で肩までしっかり浸かりましょう。

 中心部がしっかりと温まり、体温が上がると、
 脳は、熱を四肢へと放出するようになるため、
 末端まで血流が届くようになります。
 
IZATO整体院
村瀬 美幸

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