女性の身体はリズムで振り回される(更年期編)

updated: 2023年2月16日

女性であれば、誰もが迎える『閉経』

閉経の前後5年くらいを、『更年期』と呼びます。

そのうち、4人に1人が、深刻な『更年期障害』を患うといわれています。

更年期に辛さを感じずに乗り切るには、どのような事に気をつければ良いのでしょうか?

更年期に差し掛かると、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の両方が減っていきます。

排卵・生理があるときのような、リズムが無くなっていくのです。

この2つのホルモンが、急激に減ることで更年期障害が起こることは、よく知られています。

実は、ホルモンの減り方に、落差があることでも症状は出るのです。
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両方のホルモンが、同時に、ゆっくりと下がっていくことで、辛い症状を乗り切りやすくなります。

【低ホルモン状態によって起こる症状】
 ・スタミナ減少(体力がなくなっていく)
 ・筋肉量の低下
 ・ブレインフォグ(頭に霧がかかったような状態)
 ・頭痛
 ・不安障害、うつ、パニック障害
 ・口の乾燥
 ・耳鳴り
 ・筋肉痛、関節痛(四十肩・五十肩)
 ・性欲減退
 ・消化の問題、過敏性腸炎
 ・ホットフラッシュ
 ・不眠
 ・膀胱炎、尿路感染、膣乾燥
 ・体重増加(お腹周りに脂肪がつく)
 ・記憶力の低下
 ・髪の毛が薄くなる
 ・肌が弱くなる(服の材質や縫い目の当たりが気になる。乾燥による痒みなど)
 ・高血圧、心臓病(心臓病リスクは、閉経後は5倍に)
 ・骨粗しょう症(2人に1人・骨粗しょう症が原因での骨折は3人に1人)
 ・認知症

当てはまる症状はありませんか?

次回は、ホルモンが減少する原因と対策についてお伝えしますね。

IZATO整体院
村瀬 美幸

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