テケジョはうつの始まり2

updated: 2022年12月20日

鉄分を効率よく吸収させるには、どうしたらいいのでしょうか?

●動物性のたんぱく質を摂るようにする
(赤みの肉、レバー、いわし・さんま・アジなどの青魚)
小松菜・ほうれん草などの植物性の鉄は「非ヘム鉄」といい、吸収されにくい
マグロ・カジキなどの大型の青魚は、水銀濃度が高いので、食べ過ぎに注意

●ビタミンC、クエン酸などの酸味のある食品と食べることで吸収率が高まる
(お酢・レモン・ユズ・梅干しなど)

●鉄なべや鉄玉を使って、調理器具からも鉄を摂る

●保存料や加工食品にふくまれる『リン酸塩』は、鉄の吸収を阻害するので避ける
ハムやウィンナー、カップ麺など

●よく噛む!(ひと口30回)
鉄は、胃酸が良く出ると吸収されやすい形になるからです
しっかりと噛んで、唾液と胃酸の分泌を促してください

●たんぱく質→野菜→ご飯の順番で食べる
食が細い方は、すぐにお腹がいっぱいになりがちなので特に意識してください
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鉄不足を解消する際に、注意しないといけないことがあります。
それは、『炎症型』の場合です。

●爪に縦線が入っている
●お腹を壊しやすく、下痢と便秘を繰り返す

このような症状がある場合、貧血の症状があっても、『フェリチン』の数値は理想的だったりします。

ストレス過多、糖質過多、ビタミンD不足や、
脂肪肝・肥満・糖尿病、アトピー性皮膚炎などがあって、
体内(特に腸内)で、小さな慢性炎症を起こしているのが原因です。

炎症があると、身体は「病原菌に感染した」と思いこみます。
細菌は、鉄を利用して増殖するため、鉄を血液中に流さないようにしてしまいます。

『貯蔵鉄』は十分にあっても、腸から鉄を吸収しにくくなったり、必要なところに鉄を運べなくなるのです。

この場合は、まず炎症を改善していくことが大切になります。

●悪玉菌のエサになる、ジュースやお菓子の精製糖を避ける
●アレルギーの原因となるものを避ける
パン・パスタなどの小麦製品(グルテン)
牛乳などの乳製品(カゼイン)
●ウォーキングなどの軽い運動をする

炎症改善は時間が掛かりますが、せっかく摂った鉄が悪玉菌のエサになっては台無しです。
頑張りましょうね。

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