舌にあらわれる体の不調

updated: 2020年11月11日

舌は健康のバロメーターだと、昔から言われています。

色や形、厚み、舌苔の付きかたによって、その時々の、体のどの部分が弱っているのか、がわかるのです。

健康な状態であれば、舌は程よい厚みと大きさがあります。

色は薄いピンク色で、表面には白いコケがうっすらと付いていて、適度にしめっているのですよ。

あなたの舌は、どんな状態ですか?

【色】

・赤みが強い・・・水分不足で、ほてりやすい、のぼせやすい。高熱が出ている。

・黒ずんでいる・・・血流が悪くなっている。

・白っぽい・・・栄養不足、冷え性で体を温める力が弱い。

【形】

・大きくて腫れぼったい・・・冷え性、水分代謝が悪くなっている。エネルギー不足。

・やせて薄くなっている・・・うるおい成分や、栄養不足。

・表面に亀裂が入っている・・・過労で、疲れやすくなっている。

・ふちに歯型がついてギザギザ・・・胃腸の機能が弱っていて、むくみやすくなっている。

【舌苔】

・全体に真っ白・・・体が冷えている。

・黒っぽい・・・全身の機能が低下気味。抗生剤を長期間服用している場合。

・所々はがれている・・・免疫力の低下、栄養不足、胃腸の機能の低下。

また、舌苔がはがれていた場合、その場所によって、不調な部位がわかるのですよ。

・先端・・・心臓、肺。風邪のひき始めや、気管支炎を起こしやすくなっています。

・中央・・・消化器系の不調。

・奥(根元)・・・腎臓、膀胱の不調。

・側面・・・肝臓、胆のうの不調。ストレスがあり、イライラしている。

舌の状態は、起床直後や季節、年齢、女性の場合は、生理周期によっても変化します。

特に、食後や飲み物を飲んだ後などは、飲食物の色がついてしまうので、その状態での判断はしないでください。

毎日、同じ時間にチェックするといいですよ。

大阪市浪速区難波 小顔矯正IZATO整体院

コメントは受け付けていません。