舌は健康のバロメーターだと、昔から言われています。
色や形、厚み、舌苔の付きかたによって、その時々の、体のどの部分が弱っているのか、がわかるのです。
健康な状態であれば、舌は程よい厚みと大きさがあります。
色は薄いピンク色で、表面には白いコケがうっすらと付いていて、適度にしめっているのですよ。
あなたの舌は、どんな状態ですか?
【色】
・赤みが強い・・・水分不足で、ほてりやすい、のぼせやすい。高熱が出ている。
・黒ずんでいる・・・血流が悪くなっている。
・白っぽい・・・栄養不足、冷え性で体を温める力が弱い。
【形】
・大きくて腫れぼったい・・・冷え性、水分代謝が悪くなっている。エネルギー不足。
・やせて薄くなっている・・・うるおい成分や、栄養不足。
・表面に亀裂が入っている・・・過労で、疲れやすくなっている。
・ふちに歯型がついてギザギザ・・・胃腸の機能が弱っていて、むくみやすくなっている。
【舌苔】
・全体に真っ白・・・体が冷えている。
・黒っぽい・・・全身の機能が低下気味。抗生剤を長期間服用している場合。
・所々はがれている・・・免疫力の低下、栄養不足、胃腸の機能の低下。
また、舌苔がはがれていた場合、その場所によって、不調な部位がわかるのですよ。
・先端・・・心臓、肺。風邪のひき始めや、気管支炎を起こしやすくなっています。
・中央・・・消化器系の不調。
・奥(根元)・・・腎臓、膀胱の不調。
・側面・・・肝臓、胆のうの不調。ストレスがあり、イライラしている。
舌の状態は、起床直後や季節、年齢、女性の場合は、生理周期によっても変化します。
特に、食後や飲み物を飲んだ後などは、飲食物の色がついてしまうので、その状態での判断はしないでください。
毎日、同じ時間にチェックするといいですよ。
大阪市浪速区難波 小顔矯正IZATO整体院