旅行者下痢症はこうして防ぐ

updated: 2020年11月7日

この時期、海外旅行に出掛けるかたが多くなるかと思います。

観光に、ショッピングに♪

でも、楽しい旅行になるはずが、お腹の調子を崩してしまって台無しに・・ということになりかねないのが「旅行者下痢症」です。

海外旅行者の約半数以上が、現地到着後、5日以内に下痢を発症するといわれているのです。

原因は大きく3つに分けられます。

1.旅行前のあわただしい準備や、時差、ハードスケジュールによる疲れや、環境の変化によるストレス

2.旅先の食生活の違いからくる胃腸のトラブルと、それにともなう体の抵抗力の低下

この場合、重要なのは水です。

海外の水は、ミネラル分を多くふくんだ硬水です。

日本の軟水になれたお腹にはあわないことが多く、下痢を起こしやすいのですね。

生水はもとより、氷が入った飲み物、水道水で洗ったサラダやフルーツも、原因となる可能性はあるので気をつけてください。

また、油や香辛料も要注意ですよ。
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未精製だったり、保存状態が悪くて、酸化が進んでしまった油が使われている場合がありますから。

香辛料も、少しだと食欲増進の効果がありますが、とりすぎると胃腸のトラブルのもとになります。

このような場合の下痢は、早い人なら3~4日で回復しますが、遅い人では10日以上続き、帰国してからもなかなか治らない人もいますから、注意してください。

3.ウィルス、細菌、寄生虫などの病原体によるもの

軽症なら1~2日様子を見れば、おさまることが多いです。

が、38度以上の熱があったり、下痢の回数が多く激しい場合や、血液が混じっている下痢の場合は、医療機関を受診してください。

脱水状態をふせぐため、十分に水分を補給しましょう。

塩分も失われるので、市販のスポーツ飲料がおすすめです。

安易に、下痢止めは服用しないでくださいね。

下痢は、腸内の有毒物質を排除しようとする、体の防御反応です。

原因を確認してから、服用してください。

水は水道水を避けるようにして、市販のミネラルウォーターをなるべく飲むようにしましょう。

食べものは、完全に火の通ったものを選びましょうね。

果物も、食べるのなら自分で皮をむいて、時間をおかずにすぐに食べてください。

帰国後も続くようなら、医療機関へいって、海外旅行していたことを医師に伝えてくださいね。

大阪市浪速区難波 小顔矯正IZATO整体院

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