「セロトニン」を出すためには

updated: 2020年11月7日

脳内物質のセロトニンは、睡眠導入作用のあるメラトニンというホルモンの分泌も促進します。

体内にメラトニンが増えることで、だんだんと眠くなってくるのです。

このセロトニン、睡眠時には殆ど出ません。

朝の太陽の光によって刺激され、目覚めとともに分泌が始まります。

分泌から約15時間で眠くなってくるので、生活のリズムが不規則だったり、夜型の生活だったり・・・日の光を浴びない生活を送っていると分泌が弱まってしまいます。

セロトニンは精神の安定にも作用しています。

不足すると気分が不安定になるうえに、寝付き・寝起きも悪くなってしまうのです。

起床したら、まず朝日をしっかりと浴びて脳を、体を起こす!ことが大切なんですね。

また、セロトニンは脳内で作られます。

原料となるのがトリプトファン(必須アミノ酸の一つ)で、ビタミンB6・ナイアシン・マグネシウムが合成を助けます。

<トリプトファンを多く含む食品>

大豆・納豆・豆腐・味噌・しょう油などの大豆加工品。

ゴマ・鰹節・ピーナツ・しらす・わかめ・牛乳・ヨーグルト・チーズ・アボガド・バナナ

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<ビタミンB6を多く含む食品>

サンマ・イワシ・カツオ・サバ・鯛・ニシン・マグロなどの魚。

豚もも肉・牛レバー・大豆・玄米・にんにく・唐辛子・生姜・バナナ

<ナイアシンを多く含む食品>

イワシ・カツオ・サバ・マグロ・ブリ・しらす干し・たらこ・レバー・鶏ササミ・豆類

<マグネシウムを多く含む食品>

アーモンドなどの種実類。魚介・海藻・野菜・豆類に広く含まれる。

脳のエネルギー源であるブドウ糖(果糖・砂糖・はちみつ・デンプン)も欠かせません。

どの栄養素も幅広く食品に含まれていますから、比較的摂取はしやすいと思います。

バランスよく摂って、セロトニンの合成を助けてあげましょう。

大阪市浪速区難波 顔歪み矯正 IZATO整体院

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