良い汗のかきかたと得られる効果

updated: 2020年11月1日

良い汗のかきかたと得られる効果
   

最近、「良い汗」をかく人が減りつつあります。

その原因として挙げられるのがエアコンの普及。

安定した室温の中で過ごすことが出来るようになり、汗をかかない生活を送るようになったためです。

本来、人間には長時間暑い中にいると大量の汗を出して、体温を調節し、暑さへの不快感を減らす機能がそなわっています。

徐々に気温が高まる環境にいると、自然にこの機能が高まっていくのです。

しかし、一日中冷房の中にいると、切り替えがうまくいかなくなってしまいます。

また、汗をかかない生活をしていると、汗腺の数が減り、汗をかきにくい体質になってしまうのです。

汗の量が減ると、体温調整機能が悪くなるだけではありません。

ホルモンバランスも崩れ、免疫力も低下してしまいます。

また健康な汗腺の場合、ミネラルを吸収して血液中に戻す役目がありますが、能動汗腺の機能低下が起きていると、いざ汗をかいた時水分と一緒にミネラル分も放出してしまいます。

結果、ベタベタとした汗をかき、臭いの元となる「悪い汗」となるのです。

この状況を放置しておくと、体の生理機能が狂います。

体が重く感じたり、疲れが残るなどの体調不良を引き起こすのです。

普段からちゃんとした汗をかくことができていると、汗腺が水分のみを吸収し、サラサラした「良い汗」が出ます。

このサラサラした汗は、臭いやべたつきが少なく不快感もありません。

さらに、このような効果もあります。

疲労物質を流す

自律神経のバランスを整える

カロリーを消費する

肌を保護する

「良い汗」をかく体づくりのためにも、エアコンに当たらない時間を作る、運動することを心掛けるようにしましょう。

大阪市浪速区難波 カイロプラクティック・小顔矯正IZATO整体院

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