脂肪燃焼の落とし穴(2)

updated: 2025年5月24日

前回、脂肪を燃焼するために必要な基本をお伝えしました。

これらを実践していても、なかなか脂肪が落ちない…

そのような場合は、意図せず、脂肪燃焼をストップさせてしまうことをしている可能性があります。

それは、『間食』 です。

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食べたものが消化・吸収された後、脂肪燃焼が開始されるのは、約4時間後なのです。

そこから、~6、7時間の間に脂肪燃焼は行われています。

運動をするなら、この食後4~7時間が効果的になります。

※ちなみに、7~8時間以上間隔があくと、
  身体は危険だと判断して、脂肪燃焼を止めます。
  備蓄にまわし、代わりに筋肉を分解して、糖を作りだそうとします。
  重い筋肉が減るので、体重は落ちますが、締まりのない体に…

朝、6~7時に食事をしたのなら、10~11時頃から燃焼開始
昼、12~13時なら、16~17時頃から

でも、10時頃や15時頃に、お菓子をつまんだり、砂糖・ミルク入りのコーヒーなどを飲んだら?

カロリーのあるものを摂った時点で、脂肪燃焼はストップし、そこからまた4時間後となります。

でも、4時間以上あかないうちに、お昼ご飯・晩ご飯を食べ、また燃焼がストップする…

ほんの少し口にした、チョコや飴やクッキー類、無糖でないコーヒーや紅茶やジュース類、

これが原因なのです。

どうしても食べたいのであれば、食事の直後に、まとめて食べるようにしましょう。

それでは入りきらないという場合は、間食はゼロカロリー表示のものに置き換えるようにすると良いですよ。

【注意】
この方法は、血糖値の急上昇・急降下(血糖値スパイク)を招きやすいです。

味噌汁や野菜・海藻類から食べ始めて、次にたんぱく質、
  最後にご飯類の炭水化物の順番で食べること!

一口30回以上は噛む!
  こうすることで血糖値の急上昇を押さえやすくなります
  また、食べ物が細かくなることで、胃や腸の負担を軽減することが出来ます

血糖値の振り幅を優先的に考えるのであれば、食後2~3時間後に間食を摂るほうが良いです。

食後しばらくすると眠気に襲われ、仕事や学業に支障をきたす人は、膵臓から大量のインスリンが放出されて、『インスリン抵抗性』 を起こしている可能性があります。

そのような症状がある場合は、改善してからにしてください。

IZATO整体院
村瀬 美幸

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