豆乳には、さまざまな栄養素がふくまれています。
●大豆(植物性)たんぱく質
肉などの動物性たんぱく質と比べると、脂質が抑えられる
コレステロールをふくまず、下げる効果がある
●大豆イソフラボン
女性ホルモン(エストロゲン)と似た構造をしており、
不足分を補うことが出来る
PMS(月経前症候群)や更年期症状の緩和や、
骨粗しょう症予防などの効果が期待できる
●ビタミンB群
エネルギーの代謝を促進し、疲労回復の効果がある
●ビタミンE
強い抗酸化作用がある
血管を健康に保ち、赤血球の破壊をふせぐ
細胞の酸化もふせぐため、老化防止にも効果がある
●オリゴ糖
善玉菌のエサとなり、増えることで腸内環境を整える
砂糖と比べると、血糖値の上昇を抑える効果がある
カルシウムやマグネシウムなどのミネラルの吸収を促進する
虫歯をつくりにくい(原因菌であるミュータンス菌が利用できないため)
他にも、カリウムやマグネシウム、カルシウムなどのミネラル類も豊富です。
これらの栄養素の効果から、考えられるメリットは幾つか挙げられます。
健康や美容のために豆乳を飲んでいるかたが多いですね。
【メリット】
●善玉菌が増えることで便秘解消に繋がる
(マグネシウムは、便を柔らかくする効果があります)
●動物性たんぱく質に比べると、体内での吸収が緩やかなので、満腹感が出やすい
●血液中のコレステロール値を下げたり、血圧を下げる効果がある
●女性ホルモンが不足気味な場合、補う要素の一つとして取り入れられる
●美肌効果や筋肉の修復効果が期待できる(夜に摂取した場合)
牛乳だとお腹がゴロゴロと鳴って、腹痛や下痢に悩まされる『乳糖不耐症』の場合、
豆乳を代替品にすることも出来ます。
※乳糖不耐症
牛乳にふくまれる「乳糖」を分解する酵素(ラクターゼ)が少なく、
十分に働かないことで下痢や腹痛、ガスが発生しやすくなる症状
日本人に多いと言われている
さまざまな効果が望める豆乳ですが、デメリットもあることをご存知でしょうか?
次回は、豆乳のデメリットについてお伝えしますね。
IZATO整体院
村瀬 美幸