IZATO 整体院

睡眠不足とホルモン

しっかりと睡眠がとれていますか?

理想の睡眠時間は、7時間と言われています。

理由は、『眠っている間に身体の修復が行われるから』

起きているときに働いている交感神経から、眠ることで副交感神経へと切り替わります。

副交感神経が優位になると、消化器官が働き始めます。

胃で消化された物が、小腸に運ばれて栄養素として吸収されて、肝臓に運ばれる。
そうして摂り入れた栄養素を使って、修復が始まるのです。

ですが、全ての修復が同時進行で行われているのではありません。

まずは、緊急性の高いところから!
これで4時間が経過してしまいます。

髪や爪・皮膚など、生命維持に関係ない部分は後回し…

睡眠時間が短ければ短いほど、修復しきれない状態で起床し、活動を開始することになるのです。

睡眠時間が足りていない状態が続くようになると、どのようなことが起こるのでしょうか?

・脳に老廃物が溜まりやすくなり、排出が十分に行われなくなっていく
 → 集中力・記憶力・判断力が鈍くなり、細かいミスが増える

・交感神経(闘争)が優位な状態が続くことで、緊張した状態が続きます
 → 肩こりが起こりやすい、眠りにくくなる、眠りが浅い

・自律神経のバランスの崩れは、メンタル面にも影響します
 → 気分の落ち込み・不安を感じやすくなる

・副交感神経(安静)は、生殖にも関わっています
 → 生理周期の乱れ・PMS症状・更年期症状が出やすくなる

・食欲抑制ホルモン(レプチン)が減少し、食欲増進ホルモン(グレリン)が増える
 → 空腹感を感じやすくなることで、必要以上に食べてしまう

食欲ホルモンは悪化すると、今度は空腹を適切に感じられなくなってきます。

お腹が空いていないのに空いたと感じたり、空腹状態のはずなのに空いていないと感じるように…

さまざまな不具合から身体や心を守るためにも、しっかりと睡眠時間は確保しましょう。

可能であれば、22:00~2:00の時間帯は眠るようにしてください。

よく、『お肌のゴールデンタイム』と言われていますが、
この時間帯は、成長ホルモンが活発に出る時間帯なのです。

肌だけでなく、いろんな修復にお役立ちなホルモン、大事にしたいですね。

IZATO整体院
村瀬 美幸

モバイルバージョンを終了