骨盤ケアは妊娠中から!

updated: 2020年9月1日

産後の骨盤ケアについては重要性がかなり浸透してきましたが、

妊娠中に腰を痛められ、出産後にかなりひどくなられてから

来院されるケ-スが非常に多いことに気がつきました。

妊娠中の腰痛の原因としては、おなかが大きくなることによる

力学的(腰のそりが強くなるため腰椎、骨盤にかかる負担が大きい)要因と、

ホルモンによる影響が考えられます。

妊娠中や生理前には卵巣ホルモンの一種であるリラキシンというホルモンが分泌されています。

このホルモンは骨盤の筋肉や靭帯、恥骨結合等をゆるめる作用があります。

出産時は赤ちゃんが産道をスム-ズに通れるよう、骨盤の関節をやわらかくしてくれるのです。

このホルモンの影響で靭帯が過剰に緩んでしまい、関節は可動域が広がりますが、

緩みすぎるとなかなか修復することは出来ません。

緩んでしまった関節をカバ―するため筋肉には過剰なストレスがかかり硬くなります。

体重が増え、力学的に腰のそりがきつくなるためさらに痛みは増します。

カイロプラクティックの治療ではうつぶせになることが多いこと、

妊婦さん自信がカイロの治療は怖いものという思い込みからなかなか妊娠中に

来院しようという方が少ない、というのが現状です。

カイロプラクティックの治療の中でSOTテクニックというのがありますが、

緩んでしまった仙腸関節をしめ、安定させる、抜群の効果があります。

当院では出産後にこの治療をうけられ腰痛が改善された方がたくさんおられます。

最大の利点は妊娠中おなかが大きくても、仰向けのままで治療ができることです(^^)

安全でソフトですので身体に負担がかかりません。

カイロの本場アメリカでは妊婦さんも子供も普通に受診されています。

大阪市浪速区 小顔矯正IZATO整体院

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