あなたは口呼吸、それとも鼻呼吸でしょうか。
呼吸をするとき、鼻から息を吸い込んでいるのが鼻呼吸
口から息を吸い込んでいるのが口呼吸です。
しかし、日中は鼻呼吸でも寝ている時だけ口呼吸の人もいます。
コロナ渦で、マスクをしていることが多くなったことで、口呼吸になっている人が増えてきています。
マスク内にこもってしまう空気を追い出そうとするためや、
人に見られている心配がなくなり、意識して口を閉じようのしなくなっていること、
スマホやパソコン操作時に、下向きになることが多くなり、
鼻呼吸のための気道確保が出来なくなって、楽に呼吸が出来る口呼吸になってしまっているのが原因です。
口呼吸で起こる、健康面での問題はいろいろあります。
乾いた空気が、フィルター機能(鼻腔内)を通らず、直接のどや肺に入るからです。
・風邪やインフルエンザなどのウィルスが体内に侵入してしまう
・アレルギー性鼻炎や気管支喘息を起こしやすくなる
・虫歯や歯周病、歯肉炎、口内炎などのリスクが高くなる
・口臭がきつくなる
美容面での問題も出ます。
口呼吸をすることで、口周りの筋肉が衰えてしまいます。
全体に老け顔になってしまうのです。
・口角が下がり、あごに梅干しのようなシワが出る
・顔が面長になり、頬骨の出っ張りが強く感じるようになる
・正面から見たフェイスラインが四角くなる
・下がり目になり、眼の大きさが違って見える
・二重あごになり、横から見た時のフェイスラインがハッキリしなくなる
・アゴが細くなることで、歯並びや噛み合わせが悪くなる
上記のような顔に変化してしまいます。
どちらの呼吸法をしているか、のチェック方法は、
大きく、鼻で3回呼吸をしてください。
呼吸し終わった後、舌の位置はどこにありますか?
●上あごや上前歯の裏側にくっついている(舌が壁になって口から空気を取り込めない)→ 鼻呼吸
●下前歯の裏側にくっついている、どこにもついていない(口から空気が入りやすい)→ 口呼吸
上あごに舌がついている方が、気道が開きやすくなり、空気を多く取り込めます。
健康のためにも、美容のためにも、舌の位置を意識して、鼻呼吸をするようにしてください。
IZATO整体院
村瀬 美幸