過食、過眠でが冬季うつを引き起こす

updated: 2022年11月11日

この時期、『冬季うつ(季節性情動障害)』になる方がいます。

●イライラしたり、突然不安におそわれる
●趣味など、楽しかったことが楽しくなくなる
●気力や集中力が落ちて、疲れやすい
●気分が落ち込む(特に午前中)
●人と会いたくない
●性欲が落ちる
●炭水化物や甘いものが、欲しくてたまらなくなる
●いくら寝ても身体の疲れがとれず、十分に寝た感じがしない(過眠)
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通常の『うつ』と違うのは、秋口から徐々に調子が悪くなり、春先になると症状が改善すること。

『うつ病』の場合、不眠・食欲の低下などが症状としてみられるのに対し、
『冬季うつ』の場合は、寝すぎ・食べ過ぎ(特に甘い物)になるのが特徴です。

主な原因は『日照(セロトニン)不足』です。

『セロトニン』は、『覚醒ホルモン』といわれ、身体を起こして頭を冴えやすくしてくれます。
また、『幸せホルモン』ともいわれており、ストレスを軽減して自律神経の乱れを整えてくれるのです。

ですが、秋~冬になるにつれて、太陽が昇るのが遅くなり、沈むのは早まります。
また、分厚い雲に覆われて、日光がほとんど降り注がない日も増えます。

このため、どうしても日照不足になりやすいのです。

●積極的に日光を浴びる
なるべく早寝早起きをして、起きたらまずカーテンを開けてください。
最初は早起きがつらいかもしれませんが、日光を浴びると眠りのスイッチが入ります。
晩、早く眠りやすくなるので、自然とリズムが整ってきます。
昼間も、可能な限り外出するようにしましょう。

●適度に運動をして、身体を動かす
軽めの運動をすることで、イライラや気分の落ち込みが減りやすくなります。
ウォーキングや、忙しければエレベーターではなく階段を利用するでも構いません。

●肉、青魚、大豆製品を食べる
これらには、セロトニンを作るための栄養素が多くふくまれています。
中でも、青魚(イワシ・サバなど)の脂には、セロトニンを活性化させる作用があります。

頭蓋骨矯正には、自律神経のバランスを整える効果があります。
辛いときは、治療を検討してみてください。

IZATO整体院
村瀬 美幸

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