虫歯や歯周病ではない歯の痛み

updated: 2022年10月15日

歯に異常がないのに歯が痛くなることがあります。
神経の障害によって、起こる歯痛や、心臓などの病気で起こる歯痛もあります。
歯の病気でない非歯原性歯痛には分類があります。

1) 筋・筋膜性歯痛
2) 神経障害性歯痛
3) 神経血管性歯痛
4) 上顎洞性歯痛
5) 心臓性歯痛
6) 精神疾患または心理社会的要因による歯痛(身体表現性障害,統合失調症,
大うつ病性障害など)
7) 特発性歯痛(非定型歯痛を含む)
8) その他の様々な疾患により生じる歯痛

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歯科では虫歯や歯周病ではないと判断した場合上記の分類に沿って
診断をします。

慶応義塾大学の研究資料によると
非歯原性歯痛の約50%が
筋筋膜性の歯痛であることが分かっています。

つまり、肩こりと同じように顔の筋肉の緊張、コリが原因
ということなのですね。

顔の筋肉は食いしばりなどのクセや、ストレスで起こることが多いです。

肩こりや首のコリなどの延長上で起こることもあるので、
パソコンやスマホでの作業の際は姿勢に気をつけるようにしましょう。

実は私も過去に筋膜性の歯痛(顔のコリ)であると診断されました。

虫歯ではないのに本当に歯がうずくのです。

歯科では痛み止めの他、筋弛緩剤などが処方されることがあります。

食いしばりが原因の場合はマウスピースの装着を提案されることもあるようですね。

根本的な解決策として、整体やカイロプラクティックも効果があります。

特に頭蓋骨の矯正は頭、顔、首の筋肉が緩むので効果的ですよ。

IZATO整体院

院長  猪里理世

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